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CHAPTER 12

復元方法

バックアップしたファイルやリストを SharePoint に戻す方法を説明します。

復元の流れ

復元は次の手順で行います。

  1. メイン画面のメニューから 「復元」 をクリックします。
  2. 復元ダイアログが開きます。戻すフォルダー・戻す先・同じ名前があるときの扱いを設定します。
  3. 「確認だけ」 をクリックすると、実際には書き込まずに復元の内容だけを確認できます(ドライラン)。
  4. 「復元」 をクリックすると、確認コードを入力した後に復元を実行します。
  5. 復元中は進捗ダイアログに件数・現在のファイル・経過時間が表示されます。途中で中止もできます。
  6. 完了すると結果がログに表示されます。

復元を行うには、あらかじめサインインしてSharePoint に接続しておく必要があります(6. サインイン)。

復元ダイアログ

復元ダイアログでは、以下の項目を設定します。

保存先パス

ダイアログの一番上に、現在の保存先パス(バックアップ先のフォルダー)が表示されます。

戻すフォルダー

復元するバックアップのフォルダーを入力します。初回は保存先パスが初期値として設定されます。前回入力したパスはアプリを閉じるまで記憶されます。

「参照」 ボタンをクリックすると、バックアップ一覧ブラウザが開き、保存先の中からサイトやライブラリを選んで指定できます。

戻す先

復元先の SharePoint の URL を入力します。空にすると、バックアップの元の場所(元のサイト・ライブラリ)に戻します。別のライブラリやサイトの URL を入力して、別の場所に復元することもできます。

同じ名前のファイルがあるとき

復元先に同じ名前のファイルがすでにある場合の扱いを選びます。

選択肢動作
飛ばす同じ名前のファイルがあるときは復元せずに飛ばします。
上書き同じ名前のファイルを無条件に上書きします。
変更があれば上書きバックアップしたファイルの更新日時と SharePoint 上のファイルの更新日時を比較します。日時が異なる場合だけ上書きし、同じ場合は飛ばします(誤差 1 秒以内は同じとみなします)。
別名同じ名前のファイルがあるときは「ファイル名 (1).拡張子」のように番号を付けて別名で復元します。

※ リストのアイテムは常に追加されます。飛ばす・上書き・別名の選択はファイル(ドキュメント ライブラリ)のみに有効で、リストのアイテムには適用されません。

なければ作る

チェックを入れると、復元先のライブラリやフォルダーが存在しない場合に自動で作成します。チェックを外すと、復元先が存在しない場合にエラーになります。

バックアップ一覧ブラウザ

復元ダイアログの 「参照」 ボタンをクリックすると、バックアップ一覧ブラウザが開きます。

保存先フォルダーの中にあるバックアップの内容を一覧で表示します。

列内容
サイト名バックアップ元の SharePoint サイトの名前
名前ライブラリやリストの名前
種類ドキュメント ライブラリ・リスト・フォルダーなどの種類
ファイル数バックアップに含まれるファイルの数
アイテム数リストのアイテムの数(リストの場合のみ)
最終バックアップ最後にバックアップされた日時

上部の検索ボックスにキーワードを入力すると、すべての列を対象にリアルタイムで絞り込みます。列のヘッダーをクリックすると、その列で昇順・降順にソートできます。

一覧からバックアップを選んで 「OK」 をクリック(またはダブルクリック)すると、復元ダイアログの「戻すフォルダー」にパスが入力され、「戻す先」に元の SharePoint の URL が自動で入ります。

確認だけ(ドライラン)

復元ダイアログで 「確認だけ」 ボタンをクリックすると、実際には SharePoint に書き込まずに、復元の内容をログに出力します。

ログには以下の情報が表示されます。

確認だけの実行後、そのまま復元に進むかどうかを選べます。

復元の実行

復元ダイアログで 「復元」 ボタンをクリックすると、誤操作を防ぐために確認コード(4 桁の数字)の入力を求められます。表示されたコードを入力して「OK」をクリックしてください。

復元は次の順序で進みます。

  1. 確認中:進捗ダイアログに「確認中...」と表示され、復元の内容を調べます(ドライランと同じ処理)。件数の確認が終わるまでの間もキャンセルできます。
  2. 確認ダイアログ:新規・上書き・別名・スキップの件数が表示されます。内容を確認して「はい」をクリックすると復元が始まります。「いいえ」をクリックすると復元を中止します。
  3. 復元中:進捗ダイアログに「復元しています...」と表示され、以下の情報がリアルタイムで更新されます。
    • 新規・上書き・別名・スキップ・エラーの件数
    • 現在復元中のファイルのパス
    • 経過時間
  4. 完了:復元が終わると結果がログに表示されます。エラーがあった場合は件数とエラーの一覧が表示されます。

途中で中止したい場合

進捗ダイアログの 「中止」 ボタンをクリックすると、現在処理中のファイルの完了後に復元を中止します。すでに復元されたファイルはそのまま残ります。

制限事項

現在の復元機能には以下の制限があります。