CHAPTER 19
操作ログ
①イベントログ
ファイル権限デザイナーで行った操作はイベントログに記録されます。
イベントログへの記録は、メニュー「ツール」→「イベントログ」で有効・無効を切り替えます。

イベントログの内容を正しく表示するためには、同梱されているREGADD.exeを実行し、レジストリにイベントログの設定値を書き込む必要があります(任意)。
ログの内容: イベントログ:Application / ソース:FAD / ユーザー:操作しているユーザー
イベントID:下記参照 / イベントデータ:操作に関する詳細情報
イベント一覧
| イベントID | イベント | エンタープライズのみ |
|---|---|---|
| 010 | ファイル権限デザイナーの起動 | |
| 020 | ファイル権限デザイナーの終了 | |
| 030 | FADCmdの起動 | |
| 040 | FADCmdの正常終了 | |
| 041 | FADCmdの異常終了 | |
| 042 | FADCmdの未処理終了(Pro版ではない、ヘルプ参照、などの理由による) | |
| 110 | 権限変更(追加・変更・削除)の成功 | |
| 111 | 権限変更(追加・変更・削除)の失敗 | |
| 120 | 権限の継承 | |
| 130 | 権限の置換 | |
| 140 | ファイル・フォルダーの所有権の取得の成功 | |
| 141 | ファイル・フォルダーの所有権の取得の失敗 | |
| 210 | バッチモード開始 | 〇 |
| 220 | バッチモード終了 | 〇 |
| 230 | バッチ用記録データのクリア | 〇 |
| 240 | 設定ファイルの読み込み | 〇 |
| 250 | 設定ファイルの保存 | 〇 |
| 260 | バッチモード時の権限変更 | 〇 |
| 270 | バッチモード時の継承の変更 | 〇 |
| 280 | バッチモード時の置換 | 〇 |
| 310 | バッチ反映開始 | 〇 |
| 320 | バッチ反映の正常終了 | 〇 |
| 321 | バッチ反映エラー情報 | 〇 |
| 330 | バッチ反映詳細情報 | 〇 |
| 510 | ネットワークドライブの接続 | |
| 520 | ネットワークドライブの切断 | |
| 710 | 権限情報の保存 | |
| 730 | 権限情報をワークブック出力 | |
| 740 | ユーザー情報の保存 | |
| 750 | ユーザー情報の検索 | |
| 760 | ユーザー情報をワークブック出力 | |
| 911 | 上記操作の内部エラー(デバッグログ有効時) |
【補足】複数のNICを持つPCの場合、それらすべてのIPアドレスおよびMACアドレスが記録されます。
(1)共通
| ID | メッセージ例 | 説 明(タイミング) |
|---|---|---|
| 010 | FADが起動しました | ファイル権限デザイナーを起動したとき |
| 020 | FADが終了しました | ファイル権限デザイナーを終了したとき |
| 030 | FADCmdが起動しました | FADCmdを実行したとき |
| 040 | FADCmdが終了しました | FADCmdの終了したとき |
| 041 | FADCmdは異常終了しました | FADCmdが異常終了したとき |
| 042 | FADCmdは実行されませんでした | FADCmdを実行したが、コマンドの実行せずに終了(Pro版ではない、ヘルプ参照のみで終了など) |
| 110 | 権限の変更に成功しました:パス:アカウント:変更前権限→変更後 | 「権限」タブで権限を変更し「確定」ボタンを押して、権限変更が行われたとき |
| 111 | 権限の変更に失敗しました:パス:アカウント:変更前権限→変更後 | 「権限」タブで権限を変更し「確定」ボタンを押して、変更しようとして失敗したとき |
| 120 | 権限の継承が行われました:パス 親からの継承 True→False(またはFalse→True) (継承をなくしコピーした場合は追加した権限情報) | 「権限」タブの「権限を継承する」チェックを変更し、継承の変更が成功したとき |
| 130 | 権限の置換が行われました:パス | 「権限」タブの「置換」ボタンでダイアログをオープン、OKボタンで置換を行ったとき |
| 140 | 所有権を取得しました:対象:所有者 | 「権限」タブの「所有権」ボタンを押し、所有権を取得したとき |
| 141 | 所有権を取得できませんでした:対象:所有者 | 「権限」タブの「所有権」ボタンを押し、所有権を取得し失敗に終わったとき |
| 510 | ネットワークドライブを接続しました | ネットワークドライブに接続したとき |
| 520 | ネットワークドライブを切断しました | ネットワークドライブを切断したとき |
| 710 | 権限情報を保存しました:パス:出力ファイル名 | 「出力」タブで「保存」ボタンを押し、ファイル出力したとき |
| 730 | 権限情報をワークブック出力しました | 「出力」タブで「ワークブック表示」ボタンを押し、ファイル出力したとき |
| 740 | ユーザー情報を保存しました:パス:出力ファイル名 | ユーザー一覧の「保存」ボタンを押し、ファイル出力したとき |
| 750 | ユーザー情報を検索しました:検索文字列 | ユーザー一覧の「検索」ボタンを押し、ユーザー検索したとき |
| 760 | ユーザー情報をワークブック出力しました | ユーザー一覧で「ワークブック表示」ボタンを押し、ファイルに出力したとき |
| 911 | FADの内部エラーが発生しました:エラー情報 | 上記操作の内部エラー(デバッグログ有効時) |
(2)エンタープライズエディションで追加されたログ
| ID | メッセージ例 | 説 明(タイミング) |
|---|---|---|
| 210 | バッチモードに切り替えました | 「バッチモード」ラジオボタンをチェックしたとき |
| 220 | バッチモードを終了しました | 「通常モード」ラジオボタンをチェックしたとき |
| 230 | 編集データをクリアしました | バッチメニュー「設定データクリア」で編集データをクリアしたとき |
| 240 | バッチ設定ファイルを読み込みました:パス: ファイル名 | バッチメニュー「設定ファイルを開く」で指定したファイルを読み込んだとき |
| 250 | バッチ設定ファイルに保存しました:パス | バッチメニュー「設定ファイルを保存」で指定したファイルに出力したとき |
| 260 | 権限の変更をバッチ用に編集しました | バッチモードで、権限変更をし「確定」ボタンを押したとき |
| 270 | 権限の継承をバッチ用に編集しました:パス 親からの継承 True→False(またはFalse→True) | バッチモードで、「権限を継承する」チェックを変更し、継承の変更を行ったとき |
| 280 | 権限の置換をバッチ用に編集しました | バッチモードで、「置換」ボタンでダイアログをオープン、OKボタンで置換を行ったとき |
| 310 | バッチ編集データの適用を開始しました | バッチメニュー「適用」を押したとき |
| 320 | バッチの適用を完了しました | 設定データの適用が終了したとき FADCmdの/batch指定時にも出力される |
| 321 | 反映中にエラーが発生しました:エラー箇所:エラー情報 | 設定データ適用中にエラーが発生したとき(エラー箇所以外は反映される) FADCmdの/batch指定時にも出力される |
| 330 | バッチ設定を反映しています:パス 反映内容(アカウント、変更権限) | バッチの設定データを反映している内容を出力 FADCmdの/batch指定時にも出力される |
②テキストログ
カレントフォルダーに、イベントログの内容と同じものがテキストファイルに記録されます。
テキストログへの記録は、メニュー「ツール」→「イベントログ(テキスト)」で有効・無効を切り替えます。

フォルダー名:log ※アプリケーションと同一フォルダーに作成されます。
ファイル名:FADEventlog_yyyyMMdd.tsv
③トラブル調査用のログ(ツール → ログ)
うまく動かないときに、サポートへ送るためのログを保存できます。メニュー「ツール」→「ログ」から操作します。
| メニュー | 内容 |
|---|---|
| ログを記録する | チェックを外すと、アプリケーションのログ(log\FAD_yyyyMMdd.log)とテキストの操作ログ(log\FADEventlog_yyyyMMdd.tsv)を記録しません(初期値はオン)。エラーも記録されなくなるので、ふだんはオンのままにしてください。Windows のイベントログは「ツール」→「イベントログ」で別に切り替えます。 |
| 名前を伏せて記録する(マスク) | チェックすると、これから記録するログ(log\FAD_*.log・log\FADEventlog_*.tsv)の、ユーザー・グループ・フォルダー・ファイル・サーバー・PC・ドメインの名前と IP・MAC アドレスを、記号に置き換えて記録します(初期値はオフ)。記号は D0001(フォルダー)、F0001.xlsx(ファイル。拡張子は残す)、S0001(サーバー)、H0001(共有)、U0001(ユーザー・グループ)、P0001(PC)、N0001(ドメイン)で、同じ名前はいつも同じ記号になります。記号と元の名前の対応表は log\FADLogMap.txt に保存されます(対応表は送らないでください)。Administrator・Domain Users などの決まった名前は、調査に必要なので残します。Windows のイベントログは監査の記録なので伏せません。 |
| 詳しいログを記録する(トラブル調査用) | チェックすると、ふだんより詳しいログを記録します。タイトルに「詳細ログ: 記録中」と表示されます。問題の操作をもう一度行ってから、下の「サポート用のログを保存」をしてください。調査が終わったらチェックを外してください(ログが大きくなります)。 |
| ログのフォルダーを開く | ログのフォルダー(アプリケーションと同じフォルダーの log)をエクスプローラーで開きます。 |
| サポート用のログを保存(名前を伏せる)... | ログと動作環境(OS・.NET・バージョンなど)を 1 つの zip にまとめて保存します。ユーザー・グループ・フォルダー・サーバー・ドメインの名前は記号に置き換えます(「名前を伏せて記録する」と同じ記号)。記号と元の名前の対応表は log\FADLogMap.txt です(対応表は送らないでください)。送る前に内容を確認してください。 |
| サポート用のログを保存(そのまま)... | 名前を置き換えずに保存します。ユーザー・グループ・フォルダーの名前がそのまま含まれます。 |
アプリケーションのログ:フォルダー名 log、ファイル名 FAD_yyyyMMdd.log(タブ区切り)。日時・種類・場所・内容・例外などを記録します。